nonowakaの日記

非情さと個人的安全に対する自殺的なまでの無関心さに重きをおく大王皇帝の狂信的兵士

霧の街PART.2

さて何とか継続


第3日
ウルスラに事情を話すと、魔法装置を探す間、仕事を手伝ってくれるなら(有料で)寝泊りしても良いと言われる。仕事の内容を聞くと、まずは市場で水袋を買った上で、街の広場にある泉から水を汲んできて欲しい(ただし危険もある)とのこと。これを引き受けた一行は、早速市場へ向かうが、その途中でどぶ川にかかる橋を渡ろうとした時、橋の真ん中に「この橋の上では殺されても不服を申し立ててはならない―“翠将”」と書かれた立札を見つけ、気付けば蛮族の群れ(レッドキャップ×4、サハギン×2)に囲まれていた。激戦の末、蛮族を蹴散らした一行は市場へと向かい、水袋を求めて道具屋を訊ねた。道具屋の主はアイテラという不愛想な女で、買い物を済ませ何か話を聞き出そうとすると、逆に宝石の鑑定を頼まれる。目利きの効くクリスティンがこれに応えると、アイテラは満足し、渡し守をしている祖父から聞いたという「ひとつ目の開閉コード:438」という暗号を教えてくれる。入手し、一先ず施療院に引き上げた。


第4日
水袋を手に広場へと向かう道中には娼婦街があったが、寄り道をしている時間はなく、広場へと急ぐ一行。鋼鉄製の門の奥にある建物に囲まれた広場に入ると、広場の真ん中に泉があり、頭部を破壊された女神像が立っているのが見える。たくさんの浮民や奴隷が水を汲んでいるが、誰もが怯えた様子で急いで立ち去ろうとしている。水を汲んでいると、突然太鼓の音が聞こえはじめ、人々は恐慌状態となって逃げ出そうとするが、その行く手を遮り門が閉ざされる。逃げ遅れた人々と一行の前で、広場にある唯一の扉が開き、配下(サハギン、グレムリン×2)を連れたボガード“縊り屋”モ・ルゲが現れ、その場にいる者達に「当たり」を引いた者が殺されるというくじを引かせる。これをスクヤイワが見事に引いてしまい戦闘になるが、この街での流儀に慣れてきた一行の連携の前に、その二つ名ほどの実力を見せぬまま“縊り屋”は瞬殺される。
危機は脱したものの依然として閉じ込められた状態には変わりがなく、しばらく途方に暮れる一行であったが、モ・ルゲ達が出てきた扉の奥にある部屋で門を開く仕掛けを見つけ、水を袋に詰め歓声に沸き立つ広場を立ち去った。結果的に圧勝だったとは言え、戦闘で消耗していた一行は、このまま一気に施療院に向かうのは危険と考え、朝まで市場に身を潜めることにした。


第5日
明け方に市場を出ようとした一行は、重そうな荷物を苦労して運んでいる一人の老婆と出会う。手伝うそぶりを見せる一行だったが、老婆の行先が施療院とは正反対であったため、悩んだ末に結局見捨てて帰ることにした。水を持って帰るとウルスラは一行の実力を多少は認めた様子を見せ、上位蛮族の一人であるオーガの“貪欲卿”ズ・グリの情報を教えてくれると共に、薬草ムコソール草の採集を依頼される。ところが地味な依頼に余り気が乗らない一行はまた市場へ向かうのであった。
途中、どぶ川を超える際にはこの間のような橋の上での騒動を避けるため、今度は渡し船を使うことにしたが、そこでアイテラの祖父と出会い、同じ情報「ひとつ目の開閉コード:438」を聞かされることとなった。
市場に着くと、お約束のようにペイゴンが賭博屋でサイコロ賭博にハマって散財する。賭博屋はマーベルという奇抜な格好をした女で、昨日娼婦街で見た蜂の刺繍入りのハンカチをテーブルの上に広げていた。ハンカチに興味を惹かれたことと、イカサマに多少の心得があることから今度はクリスティンが勝負を仕掛けるが、一枚相手が上手だったようで、何か不正を行っていると薄々感じるものの、その証拠を見つけることはできずに手痛い事業料を払うこととなった。


つづく
明日あたりから危ないかもw